トラック買取の手続きで必要な書類の中には、車検証や自賠責保険証明書などのように、普段所有者側で保管しているべきものが多く含まれています。もし、トラック買取を依頼するための準備をはじめたとき、必要書類がなくなっていた場合はすみやかに再発行の手続きをとりましょう。車検証の再発行は、陸運局の窓口で行うことができます。印鑑、身分証明書、手数料が支払えるだけの現金を持って陸運局へ行き、申請書、手数料納付書、理由書を手に入れて必要事項を記入して窓口に提出します。

不備がなければ数十分で新しい車検証が発行されますが、混雑していると多少時間がかかることがあります。自賠責保険証明書の再発行は、加入している損害保険会社に問い合わせて、事情を説明すれば手続きのとり方を教えてくれます。一般的には、再発行申請書を取り寄せて必要事項を書き入れて、身分証明書などの指定の書類を添付して損害保険会社に送れば、1週間から2週間ほどであたらしい証明書が手元に届きます。自動車税納税証明書については、都道府県税事務所へ行けば再発行の手続きに必要な請求書が備え置かれています。

ここに必要事項を記入して、きちんと納税されていることを示せる書類や身分証明書、車検証などを添付して窓口に提出すれば、事務手続きをとってくれます。ただし、納税証明書の電子化がはじまった2015年度以降は、一定の要件を満たしていれば納税証明の提示を省略することができることから、再発行の手続きをしなくて良い場合があります。事業用トラックの買取依頼時に必要な事業用自動車等連絡書や事業計画変更届出書は、後者については再発行をしてもらえますが、前者は再発行不能とされていて手続きはとれません。連絡書を紛失した場合は、ただちに陸運局に問い合わせて相談し、必要な対応をとりましょう。

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