射出成形の意味と成形の流れ

粘土のような素材のものなら簡単に手でこねたり丸めたりして希望の形に成形をすることができますが、金属やプラスチックのようなものはそのままでは成形をすることができません。日常生活の中にあふれているすべてのものには形があり、それぞれの使用目的に合った形をしています。丸や四角などの単調な形もあれば、複雑な形をしたものもあります。プラスチックや金属などは、そのままの素材では固すぎて何も加工をすることができませんが、高温の熱を加えて溶かすことによって形を変えることができます。

例えばプラスチックの場合、溶かした後の成型方法はいくつかあります。射出成形やガラスのように空気を入れるブロー成型、押し出しや圧縮など6種類ほどの方法があります。プラスチックにも様々な種類があり、加熱によって溶けるものとさらに固まってしまう性質のものがあるので、プラスチックの性質によって成形方法も異なります。加熱によって溶けるタイプのプラスチックには、射出成形という方法がとられることが多いです。

射出成形とは作りたい形に作られた金型の中に溶かしたプラスチックを注入して固めるという方法で、金型さえ作れば同じ形のものをたくさん作ることができます。溶けたプラスチックを注射器のようなもので金型に注入していくので、射出成形といわれます。材料を溶かして金型に流して冷やし固め、取り出して仕上げ加工をするという流れです。射出成型のための機械を使って、大量生産することができます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする