プラスチック(樹脂)が試作製作現場で活躍する理由

モノ作り大国の日本では、自動車から時計・カメラ・パソコンなどあらゆる製品を作るメーカーがたくさんあります。これらのアイテムは必ず、数多くの方が携わって試作品作りからスタートします。何百もの工程を経て市場に投入され、そしてわれわれ消費者のもとに届けられるわけです。第一段階の試作が非常に重要で、ここでデザインやコンセプト・性能が決まります。

試作作りでは、以前だと金型を用いた成型作業が最初の工程でした。文字通り金属を用いてプレスをしており、多くの企業では町工場などの孫請け会社に委託をしていたものです。ところが昨今では、金属ではなくプラスチック(樹脂)を使用して成型をおこなうようになりました。ここからは、なぜプラスチック(樹脂)が試作製作現場で活躍をしているのかを解説していきましょう。

プラスチック(樹脂)とは石油とサトウキビの樹皮を混ぜて作る物質のことを指します。非常に高い耐久度を有していますが、100度ほどの高温にさらすと簡単に姿かたちを変形させることが可能です。この簡単に変形させられるという点が、試作現場で重宝をされています。その理由は、完成品を作るまでにさまざまなデザインを用意するからです。

何十パターンものデザインを用意して、最終的にもっとも活用しやすい・消費者受けをするものを採用します。そのためには微調整がおこなえるプラスチック(樹脂)はとても使い勝手のいい素材というわけです。また、単価も安くてコストパフォーマンスにも優れています。

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