プラスチック(樹脂)の試作を外部委託する際の注意

プラスチック(樹脂)の製品は自社で開発する際にはその製造工程を十分に確認し、問題となる部分や無駄なコストを排除することが重要となります。しかし多くの工場ではその確認のための試作品を社内で製造するには膨大なコストがかかるため、外部に委託してできるだけコストを抑えて制作するということが少なくありません。ただしこれを行う際には様々な問題が発生する可能性があるため、その点を十分に注意し対策を行うことが必要となります。1つは情報漏洩の問題です。

プラスチック(樹脂)製品の試作を外部に委託する事は、まだ商品化されていない製品の情報を外部に流出することになり、これが様々なトラブルを生み出してしまう場合も少なくありません。そのため外部委託の際には信頼できる企業を選ぶとともに、秘密保持契約を結ぶなど様々な対策を事前に行っておくことが重要です。万が一この情報が外部に流出した場合、製品のインパクトを失ってしまうばかりでなく、同業他社に知られてしまった場合には先に同等の製品が発売されてしまうなどといった問題を生じることもあるため注意が必要です。また、一般的にはプラスチック(樹脂)の加工は金型で行われるため、この金型を作るコストが非常に大きくなることが少なくありません。

しかし外部委託の場合には切削加工や3Dプリンターを利用するなどといった方法で作られることが多いものです。この際に、金型で試作を作った場合と質感が違うことがあったり、また十分な機能を果たすことができなくなる恐れもあるため注意が必要です。

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