設計と加工を繰り返して試作品を作っていく

製品開発には多くの試作が必要になりますが、特に複雑な構造を持つ製品は、様々な観点から調査して総合的に判断する必要があります。ちょっとしたランプや機構が組み込まれているだけでマイコンを組み込む事になりますし、そのプログラムが少しでもズレていたら製品はおかしな事になってしまいます。構造としても作ってみたら大きすぎた場合や、こういうところに置く事を想定しているのにそこに乗りにくい形になっていたりと、試作して見なければ分からない事もたくさんあるのです。試作は当然ながらみんなが納得するまで行われます。

初めに書いた設計図を修正して、加工してみたら出て来た不具合点を確認しまた修正していきます。モックアップや粘土の試作が可能ならば、それらを少しずつ加工していくことで正しい製品が見えて来るでしょう。油断しやすい要素としては重さがあり、いざ出来上がって見たら重心が上にあって倒れやすかったり、思っていたよりずっと重くてパッケージを箱に入れたところ持ち上がらないぐらい重くなってしまったりという失敗事例があります。どちらにせよ製品というものは途中で加工、修正を繰り返して出来上がっていくものです。

その中で、その会社の経験が生きてトラブルを回避する方法というものが生きて来ます。苦難の連続ですが完成時の喜びはひとしおであり、元々もの作りが好きな社員が集まりやすいメーカーということもあって、その流れは連綿と受け継がれていきます。

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