プラスチック(樹脂)を用いて高度な試作品を作る方法

パソコンやスマートフォン、さらには自動車に至るまで、あらゆるアイテムを作るには必ず金型が必要です。1点ずつハンドメイドで生産をするのであればその限りではありませんが、基本は何十万個という単位で大量生産をすることになり、すべての製品が同じものになるようにするには、金型を用意して作り出していきます。金型を作るには最初に完成品の試作を用意しなくてはいけません。1990年代までは、石膏を用いて手作業で試作を生み出していましたが、2000年以降はパソコンと3Dプリンター、そしてプラスチック(樹脂)をもちいてオートメーションで作っています。

ここでは簡単に高度試作品の作り方を紹介していきましょう。使用するプラスチック(樹脂)は、基本的には安価なシリコンを使用します。しかしプラスチック(樹脂)の場合だと、約40度の温度で全体が溶ける性質があるため、耐久度に長けているとはいえません。活用したいのはジルコニウムという素材で、非常に強度があって耐久性にも長けています。

作図はパソコンのCADを用いて図面を描き、あとは3Dプリンターと接続をして出力をするだけです。自動車のエンジンの試作品を作り出すこともでき、ラジエーターの細かい駆動部まで再現することもできます。これを用いてプレス機で金型を作れば、いつでも生産ラインに設置をして大量生産へとシフトを切ることが可能です。CADなら、その場で手直しもできる点が魅力でもあります。

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