固定残業代制と残業代の請求について

勤めている会社は固定残業代制なので、いくら残業をしても別途残業代を請求することができない立場に置かれている人もいるかもしれません。

この固定残業代制そのものは別に違法でも何でもありませんが、適切に運用されている必要があります。もし適切に運用されていないのであれば、それこそ1分でも残業すればその残業代を請求できるかもしれません。例えば、固定部分が時間と金額でもって明示されているでしょうか。

単に、月給30万円でこれは残業代も含むなどという規定は適切ではありません。何時間分の残業が含まれるのかということと、その分の残業手当がいくらになるのかという2点が明示されている必要があるのです。どちらか片方だけではいけません。月給30万円、この中には20時間分の残業手当として3万円を含むなどというように明確にされていることが必要です。

そして、このように明示されていても、固定残業代制においては明示された時間を超えて残業した場合には実は超えた部分については別途残業代を請求することができます。この例で言えば、確かに20時間までの残業については予め月給に含まれているのですから追加でもらうようなことはできませんが、20時間を超えた部分については別途請求できます。

例えば30時間残業をしたのであれば10時間分は月給には含まれていないのですから、その分は堂々と会社に請求することができるのです。これが支払われないのは未払い残業代となります。

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