固定残業代制と残業代の請求

固定残業代制で働いている人は、予め決められた時間までの範囲内であれば、その分の残業代は予め給料に含まれていますから追加で請求することはできません。

例えば給料には固定残業代制として20時間分、3万円を予め手当てとして含むとされているのであれば、1ヶ月に20時間までの間は残業してもその分の残業代を請求するようなことはできません。ただし、20時間を超えて残業をした場合は、超えた分は追加で請求することができます。

例えば実際の残業時間が30時間となったのであれば、20時間分は固定部分ですので給料に含まれていますが、残りの10時間分は追加で支払ってもらうことができるのです。固定という言葉に幻惑されて20時間を超えても給料は変わらないと思っている人も少なくありませんが、これは正しくありませんので注意しておきましょう。

なお、固定残業代制のもとでは、たとえ決められた時間数よりも短い時間しか残業しなかったとしても、その金額は全額受け取ることができます。今回の例で言えば、実際の残業時間が15時間であったとしても3万円全額を残業代として受け取ることができます。

残業時間が20時間に満たなかったからと言って手当てが減額されてしまうような制度は適切ではありません。また、注意すべき点としては、残業時には時給の割増を最低25%受けることができると決められていますので、それに見合った残業代になっている必要もあります。

固定残業代制の残業代についてはこちら

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